Antlers Game Rerort 2000

 
  ノータイトルに終わった1999年、2000年雪辱を目指すアントラーズは監督にかつての名MFトニーニョ・セレーゾを迎え、FWに元ブラジル代表ベベットという大物を迎えてのシーズンスタートとなった。

1stステージは大物補強のベベットが予想に反して実力を発揮できず低迷。1999年の悪夢が蘇ったが、2ndステージ、ナビスコと徐々にチームは調子を上げていき、ナビスコ杯、2ndステージ制覇、年間チャンピオン獲得、天皇杯と前人未到の3冠獲得。

小笠原、中田、本山が大きく成長し、彼らがアントラーズのチームの中心メンバーであることを世間に認めさせた1年でもあった。

■2000年12月9日Jリーグ サントリーチャンピンシップ第2戦 対横浜マリノス戦(国立霞ヶ丘競技場)

鹿島 3 VS 横浜 0(アント得点者 鈴木 名良橋 中田)

12月のゲームのスタートがなんと19:30で、寒さを心配したがこの日は幸いにも暖かくラッキーだった。 試合前からすごい盛り上がりで、客の入りも上々、最後の決戦にはふさわしい舞台。

キックオフ直後からサポーターからのすごいヤナギとタカユキコールの連続、このところ2試合全く点を取れてないので、FWへの期待は本当に大きかった。

序盤はアントラーズの動きがおかしかった、試合前マリノスはピッチでしっかり練習していたが、アントラーズはピッチに出てこなかった。
まだピッチと寒さに慣れてないからか、パスミスが目立つ、秋田がイージーなパスミスの影響からか、いきなりイエローをもらう。
不安な立ち上がりだった。

だが徐々にアントラーズのペースになり、鈴木が決定的な場面を迎えるが無常にも空振り、その後相馬が押し込もうとしたがオフサイド、惜しい展開だった。
そして、中村のパスミスを小笠原が拾って、ドリブル突破、ヒールで鈴木へ、粘った鈴木がキープしヤナギへ、これをヤナギがデフェンダーを2人背負いながらのポストプレーでまた鈴木へリターン、これを強烈な左足でのシュートがゴールに突き刺さった。 最高の先制点だった。

2点目はフリーキックのこぼれ球を秋田がセンタリング、そこへ後ろから名良橋が走りこんでの見事なボレーシュート。
マリノスのオフサイドトラップを打ち破る名良橋の素晴らしい飛び出しだった。

3点目は中田のセンタリングを川口がファンブル、そのままゴール。
これで勝負あったと思う、この瞬間マリノスサポーターも黙ってしまった。

後半はマリノスも攻めたが、それほど貪欲にゴールを狙う姿勢も見せられず、焦点はアントラーズが零封するかどうかだったが、期待通りきっちりゼロに押えられた。
思えば、2ndステージ最終戦のレイソル戦、チャンピオンシップ第1戦と3戦連続相手を零封したことになる。
秋田とファビアーノのセンターバック陣の完成された安定度の結果である。

何度見ても優勝の瞬間は素晴らしい、表彰式のイルミネーション、サポーターと一体になっての喜び、時間と寒さを全く忘れて楽しめた。

MVPは小笠原だった、誰か取るのか?と思ったが、小笠原と発表された瞬間、予想はしてなかったが妙に納得できる結果だった。
勝因は前述のセンターバック陣の安定した守備、それと熊谷、中田、小笠原等中盤が村を押さえ込んだ結果である。

さて残りは天皇杯、このペースで3冠奪取だ。

■2000年11月8日 Jリーグ 2ndステージ第11節 対清水エスパルス戦(国立霞ヶ丘競技場)

鹿島 2 VS 清水 1(アント得点者 名良橋 中田)

久々の90分内の勝利、これが素直な感想。
前半は中盤でボールキープするものの決定機を作れず・・・
終了間際のコーナーキックから鈴木のいいヘディングシュートのこぼれ球のクリアーを名良橋がミドルシュート、
それが清水の選手にあったてゴール。 ラッキーな点だった。
後半スタートより清水はアレックスを導入しサイドを攻められる。
沢登、オリバの投入で完全な清水ペース、アレックス、市川とサイドをえぐられ完全に崩され、
最後は鹿島の選手(多分ビス)にあたってゴール。 完璧に崩された。
アントラーズは後半、前線にうまくつながらず、リズムはかなり悪かったが、
30分過ぎ、今ひとつの柳沢に変え、本山を投入、これが当たった。
中盤のリズムを取り戻し、コーナーキックから中田のナイスヘディングシュート、DFと競り合いながらのジョルジーニョを思い出す、
見事なゴールだった。
終了間際も本山ー鈴木の絶妙のコンビでPKを得るが、ビスが止められ追加点を奪えず、そのままポイッスルとなった。
ビスにとって見れば、オウンゴール(多分)、PK失敗、イエローカードと踏んだりけったりの一日だったのでは、と思う。
土曜日のナビスコ決勝、本日と攻撃陣には課題が残るが、今日は皆よく頑張ったと思う。
羽田、中田の急造センターバック陣、本田も一回平松にカットされたがよく中盤の底で効いてたと思う。
小笠原、熊谷も良かった。本山もいい働きをした。
追いつかれたが90分内でしぶとく勝ったのも今後勢いがつく。
課題は柳沢、精神的にも肉体的にもまだまだ課題が残る。
後半一回決定的な場面があったが、真田に止められる。
あれは決めなければならないだろう。
あとはビスのPK失敗、どうもビスのPKはどのキーパーもタイミングを合わせやすいのでは?と思う。
大詰めにきた時点で失敗されると、ダメージ大きい、組織としてキッカーを見直すべきと思う。
G大阪は大勝、レイソルもしぶとく延長勝ちといよいよ正念場に差し掛かった、柳沢には是非とも復調してほしいと思う。

帰ってきて、さっきニュース見たら、オウンゴールは中田の足に当ってでした。
ビスマルクさん、疑ってスミマセン。
オウンゴールのあと本田がビスの肩をたたいてたので、てっきりビスだと思ってました。
スタジアムではよく見えなかったもんで・・
それとスタジアムで平瀬発見。

■2000年11月4日 ヤマザキナビスコカップ決勝 対川崎フロンターレ戦(国立霞ヶ丘競技場)

鹿島 2 VS 川崎F 0(アント得点者:中田 ビスマルク)

去年の屈辱から366日、本日2000年11月4日、国立霞ヶ丘競技場において 川崎フロンターレに2対0で快勝。やっとのことでナビスコ杯を取り戻した。

思えば、ジョルジーニョが去ってからの大不振、最終兵器のジーコが監督の指揮をとり、 なんとかリーグ戦復活にかけたが、思わぬ大苦戦、やっとのことで唯一タイトルが取れそうだったナビスコ杯は柏レイソル相手に、よもやのロスタイムに同点とされおまけに最後はPK負け。

そこからの復活、それは容易な道ではなかった。
2000年 1stステージはベベト加入が思わぬ足かせになり、調子が出ず終了。2ndステージは最初、平瀬・柳沢の復調で調子よかったが、中盤より息切れ。引き分けに持ち込むのがやっとの状態。

柳沢、平瀬、本山、中田、曽ヶ端をシドニーオリンピックにとられたなかでのナビスコ杯、おまけイエローカード累積による出場停止選手の続出、そんななかでよく戦ったと思う。相馬やファビアーノがなれないボランチに回ったり、 FWの層が薄かった時に名良橋がFWやったりとホント苦労していた。そんななかで、川崎Fから復帰した 鈴木の活躍は大きかった。

リーグ戦の中断時、川崎Fをクビになったマジーニョも対ナビスコ用として補強されるべく、鹿島で合流していた。フロントはマジーニョか鈴木の復帰かで迷ったことだろう。結果は鈴木を選んで大正解だった。

今日の試合は決して内容はよくなかったが、相手がそんなに責めてこなかったので余裕をもって観戦できることができた。中田の先取点が大きかった。
中田は2試合だけ出てきちんと2点とってMVP、おいしいところをすべて持っていった感じ。課題は、中盤MFとFW2人とのバランスが余り良くなかった、また本田のところでボール取られたり、パスカットされたりすることが多かったので攻撃のリズムがつかめなかったのかもしれない。また、柳沢が入った後半の中頃から、相手も疲れチャンスがけっこうあったが追加点が取れなかったこと、これも課題だ。

ともかく去年の屈辱のひとつは晴らした。今度はリーグ戦だ、残り全勝して、2ndステージ制覇に向け頑張ろう。

■2000年10月18日 ヤマザキナビスコカップ準決勝 対グランパス戦(仙台スタジアム)

鹿島 3 VS 名古屋 2(アント得点者:平瀬2 小笠原)

キックオフ早々からの鋭い名古屋の出足で1点を先制され、またもつれるかな、
と思ったが、結果的には1戦、2戦あわせ完勝でした。
最初は名古屋のプレッシャーが本当にきつかったですが、20分過ぎから徐々にアントラーズのペースとなり終盤2得点。後半も総じてアントラーズのペースで終了。
平瀬、鈴木の2トップはホント調子よさそう。 良く走ってました。 オガサ、やっぱりイエロー通算2枚目ですか・・・・決勝は残念ですね、でも1点とったしフル出場で満足でしょう。後半途中のビスの交代、余裕からか、イエローを恐れてか・・(かなり熱くなってた)わかりませんが、あるいは怪我か??若手を試せて良かったと思います。 今日はホント寒かったが、何やらの学会が仙台で開かれたとことで、またSMAPのコンサートもあったとのことで、
行きの新幹線も一杯、ホテルもすべて満室、夜のネオン街も賑わっていたのでは、と思います。

■2000年10月11日 ヤマザキナビスコカップ準決勝 対グランパス戦(瑞穂競技場)

鹿島 3 VS 名古屋 1(アント得点者:平瀬、鈴木、ビスマルク)

いま、瑞穂よりホテルに帰還。
主力メンバーを欠き苦しいはずのアントラーズがコーナーキックから早々に先制し、その後も少ないチャンスを確実に決め、楽な展開だった。後半攻められたが、名古屋の攻撃も淡白で助けられた感もある。遠くでよく見えなかったが、ファビ・相馬の急造ボランチも機能してたと感じた。U19から戻ったばかりの羽田もよく頑張ったと思う。 曽ヶ端も左に入ったヨシローも良かった。
最後のPKはアンラッキーな面もあった、崩されたわけでは決してない。

気になった点。

オガサ・本山の交代時、電光掲示板で17番にきずいたオガサがかなり悔しがってた。オガサよ、いつも途中交代で悔しいのはよくわかるが、あまり動作に出しては後から入る本山も気分言い訳がない・・ここは悔しさを内に秘めて握手して送り出してあげよう、それがチームプレーだ。本山はFWに変えて投入すべきだった。セレーゾも迷ったと思うが、オガサよりFWに代えるべきだった。 FW2人とも点を取ったので代えづらかったのかも。後半、名古屋はかなりハードに攻めてきており、中盤を熱くするほうが得策だったと思う。

最後に今日の主審はひどい、なんと言ってもひどい、ひどすぎる。説明するまでもない、2度とアント戦は吹かないでくれ。グランパスサポからも大ブーイング、あんな切れた本山もはじめて。
PS 秋田、ファビがまたイエローもらったが次戦は大丈夫か?気になるところ。
来週は仙台遠征、またレポします

興奮冷め遣らぬ名古屋の夜、最後にひとこと。キックオフ直前のオガサコールに今まで比較的無反応だった(私の記憶が間違ってたらスミマセン)オガサが今日はきちんと手を振って答えてくれた。サポーターとしてはうれしいもんです。

■2000年9月6日 ヤマザキナビスコカップ3回戦 対横浜マリノス戦(カシマスタジアム)

鹿島 1 VS 横浜 1(アント得点者:鈴木)

第1戦は予想に反し、主力をオリンピックメンバーにとられているアントラーズが2-1で逆転勝利。第2戦は完全にカウンター狙いのマリノスの術中にはまり、ユ・サンチョル先制ゴールを許し、その後も危ない場面もあった。攻撃の層の薄いアントラーズは苦しかったが、途中から入った羽田や野沢などの若い力が活気を復活させ、
最後は終了間際の鈴木の見事なヘディングで追いつき、第1戦勝利の優位さを保って、勝ち上がることができた。 鈴木はずっと消えてたが、最後の一発は見事、FWは最後決めればそれで良し。それにしてもこの試合のマリノス川口の闘士は素晴らしかった。

■2000年8月19日 Jリーグ 2ndステージ 第10節 対FC東京戦(国立霞ヶ丘競技場)

東京 1 VS 鹿島 1 (アント得点者 相馬)

ものすごいFC東京のサポーターで切符の手配も大変だった。レンタル移籍中の増田が出場停止で見れず残念。試合は相馬のミドルシュートで先制するも、簡単に追いつかれ、ここ数戦のお決まりどおり延長引き分け。追いついたのが去年までのチームメイト内藤というのもまた妙に悔しい。 この試合はFW2人、柳沢と平瀬の出来が特に悪かった。オリンピックを控え、怪我を恐れているのか、全く積極的なプレーが見られず、このままでオリンピック大丈夫か?と思わせる内容だった。ストレスの溜まりまくる試合だった。

■2000年7月29日 Jリーグ 2ndステージ 第7節 対ジェフ市原戦(市原臨海競技場)

市原 1 VS 鹿島 2 (アント得点者 小笠原、柳沢)

ジーコ、ビスマルク、本山と遭遇、握手してもらった。
本山には「怪我大丈夫ですか?」と声をかけたら、例の甲高い声で「もう大丈夫です。」と答えてくれた。試合は小笠原の見事なフリーキックで先制、その後も名良橋のクロスを柳沢が見事に頭で決めて、楽な展開かと思ったが、その後1点を返されて最後ヒヤヒヤものだった。ビスマルクが出場停止だったが、小笠原がきっちり司令塔をこなし、2点しか取れなかったが、いい攻撃を見せてくれた。

■2000年7月12日 ヤマザキナビスコカップ2回戦 対アビスパ福岡(カシマスタジアム)

鹿島 3 VS 福岡 2(アント得点者:鹿島 平瀬、中田、本山)

博多での第1戦は1-1の引き分け、先制され苦しい展開だったが、なんとか引き分けた感じ。今日の試合も平瀬のゴールで先制されるも、簡単に追いつかれ、その後も中田のゴールで勝ち越すも、また追いつかれる。

最後は本山のVゴール、これもあたりそこねだったが、うまくキーパー小島のまたの下をコロコロと通って入ってくれた感じ。 このところ、アビスパも力をつけ、苦戦続きである。 試合は何とか勝って良かったけど、気になったのはオガサ。  前半途中から、足が止まって動いてなかった。   それもセンターサークルの中心付近の中途半端な位置に・・・  それでリズムがずいぶん悪くなった。他の選手はボールの無いところでも小走りに動いてはいたが、オガサはずっと立ったまま・・・完全に浮いてた。相当体調が悪いのか、精神的にチームに不信感があるのか・・熊谷に代わってからリズムは回復した。それにしてもオガサ気になる??どっか悪いんじゃない?それともチームに何か不満あるの?

昨日の試合のあとバックスタンドに挨拶に来たとき、
ナラがひざまついてユニホームを脱いで本山の靴を拭くというおもしろい、 パフォーマンスがありました。平瀬の1点目のときも、前のジュビロ戦??と同じようなダンスをしてました。ナラってこればっかり練習してるんでしょうか??と思えるコンビネーションでした。平瀬のときも本山のときも・・・本件誰も書いてないので、当方が書きました。

■2000年5月17日 Jリーグ 1stステージ 第13節 対ガンバ大阪戦(カシマスタジアム)

鹿島 0 VS G大阪 1(アント得点者 なし)

今年、2試合目の鹿島スタジアムのゲーム。 1試合目がV川崎に3 vs 0で完敗しているだけに、この試合でのゴールラッシュを夢見て、片道100kmの東間道を先を急ぐ。
おまけに相手は1stステージ大不振のガンバ大阪、ベベト、ハットトリックかなんて甘く考えてたら、結果は大誤算だった。

初めて目前で見るベベトは、アメリカワールドカップのTVで見た彼とは全く別人、掲示板に書かれていたようにただの給料泥棒だった。
稲本のカウンターから前半早々に先制され、前半はベベトのおかげで攻めの形を作れず、後半、ベベトを下げようやく攻めの形ができてきたが、結局ゴールラッシュどころか、追いつくこともできず、

屈辱的な聖地カシマでの2試合得点ゼロだった。
帰りの雨混じりの東間道がどれだけ遠く感じられたか・・・

■2000年3月11日 Jリーグ1stステージ開幕戦 対グランパス名古屋戦(国立霞ヶ丘競技場)

鹿島 1 VS 名古屋 0(アント得点者 中田)

ベベトを見にきたが、あいにくベンチにも入らず残念であった。
最初のフリーキックのチャンスを中田がきれいにヘディングで合わせ、
絶好のスタートをきった。
その後もビスマルク、本田の動きがよく、柳沢、平瀬のコンビで何度となくチャンスを作ったが追加点を取れず、これが悪夢のスタートとは・・・
名古屋は覇気に欠け、3対0位の感覚の勝利だったが、結果は1点しか取れなかった。